エアコンの発明者
2023/02/17
皆さんが普段何気なく使用しているエアコン。正式名称を『エア・コンディショナー』と言います。
このエアコンが無い生活を想像してみてください。
冬に暖を取る方法はファンヒーター、ストーブ、電気カーペット等など沢山あります。
では涼む為に何か方法はあるか?と言われたら中々思い浮かびません。水浴びくらいでしょうか?
しかし、室内で水浴びなど現実的ではありませんし、寝る時は水浴びすることはできません。
そう考えるとエアコンのお陰で、近年の酷暑を何とか乗り切ることができているんだと実感いたします。
そんな現代社会に必要不可欠となったエアコンを発明した天才います。
ウィリス・キャリア(Willis Carrier、1876〜1950)
アメリカのエンジニア/Credit: ja.wikipedia
詳細は、ウィキに乗っているので簡単に説明すると、換気システムの開発を手掛けている企業に入社しコーヒー豆や木材を乾燥させる機械の設計を務めていました。
その後ニューヨーク、ブルックリンの印刷会社から室内の湿度を抑える機械を作って欲しい、という依頼を受けました。
何故かというと、印刷工場が高温多湿の状態になってしまうと紙が空気中の水分を吸ってしまい上手く印刷することができなくなってしまうのです。そこで解決策としてベルト駆動の機械システムを開発しました。
簡単に説明すると、この機械が室内の空気を吸い込み、冷媒の入ったパイプを通り水分を飛ばし湿度を下げるといった仕組みです。
この機械が人類初のエアコンです。以外にも人の為に開発されたわけではなく、印刷物の為に開発されたという、今の用途とは別の目的で開発されました。
さて、この機械を向上に設置した後に面白いことが起こりました。
休憩のたびに従業員がこの機械の近くに集まるようになったとのことです。(まるで冬にストーブの周りに集まる猫のようですね笑)
このことがきっかけで、現代におけるルームエアコンや、業務用エアコンの元が生まれました。
後にキヤリア・グローバル・コーポレーション/Carrier Global Corporationという会社を設立し、空調機器においては世界有数のシェアを持つまでに成長しました。
因みに、日本の東芝キャリアは平たく言うとキヤリア・グローバル・コーポレーションの系譜です。
そうなった経緯は色々あり、大人の事情も含まれると思いますが、日本にも存在しています。
昔、現場でエアコンを取り付けていた時は、東芝のエアコン部門の子会社と思っていました。
因みに、日本で初めてエアコンを開発したのはキングオブキングのダイキン工業です。
1951年と約50年も遅れています。まあ、仕組みと商品化との違いもあるので一概には言えませんが…
ダイキンはエアコンの元祖であるキャリアを2010年に空調事業の売上で抜き世界1位になりました。
流石ダイキン!
話はそれましたが、この発明が無ければ現在のエアコンを含む空調機器はここまで進歩していなかったかもしれません。
弊社は平成14年1月にエアコン工事会社として創業致しました。
社名の由来は、電気(Electricity)信頼(Trust)のELEとSTから
ELEST(エレスト)と名付けました。
職人不足が叫ばれる現代ですが、AIがどれだけ進化しようと、どんな時代になろうと
エアコン工事を始めとした電気工事は必ず必要な大切な仕事だと思います。
そんな日常に欠かせない大切な電気工事に関して、お客様や取引先様から信頼して頂ける企業になる為、今後も誠心誠意を込めて邁進して参ります。
弊社では協力して頂けるエアコン工事業者様を全国で随時募集しておりますので、
お気軽にお問い合わせ下さい。
TEL:052-799-9666
MAIL:info@elest.co.jp