雪国仕様のエアコン工事
2022/08/04
以前、北海道への進出が決まり一先ず簡単な打ち合わせを行いました。
雪国仕様のエアコン工事や県民性をお伺いしお客様のお考えに沿った施工が出来るように、さわり部分ですが特徴をお伺いいたしました。
もちろん県民性が全てではありませんし、お客様ごとにお考えは異なることは承知の上です。
積雪量が多いこともあり、壁面工事が多いということ。
これ一般的な室外機の地面設置をしてしまうと室外機が雪に埋もれてしまうことが多いということ。
そして、地面置きの場合は凍結による隆起を防止するために、転圧しなければいけないということでした。
名古屋での工事や太平洋側での工事しか知らない私には衝撃でした。
それと同時に非常に勉強になりました。北海道や日本海側などの比較的積雪量が多い地域では、ひと手間必要な作業があり、その理由ももっともな理由でございました。
穴のあけっぱなしを嫌う人が多いということも知ることが出来ました。
あくまでも傾向とのことですが、新設時(冬場)は冷気が入り部屋が寒くなるので、コア抜きをした後はなるべく早く室内機を設置しコア穴があけっぱなしの状態を少なくするということでした。
こちらでも雨や雪の日は軒下で雨や雪が入らない場合は様々な確認を行い、家主様の許可を頂いてから作業をしますが、その時と同じような手順を求められるということ。
その次に、美観を重視するのでどのように冷媒配管を取り回しするのか?
化粧カバーはどのようなルートで決めていくのかなど、お客様の拘りが他の地域に比べて強いそうです。
私が現場に出ていたころは「お任せタイプ」のお客様が多く、雨樋や外壁の形、窓の位置を見て化粧カバーや配管のルートをお客様にご提案しておりました。
大体、2~3パターンをご提案していましたが「プロに任せます」や「あまり追加費用が掛からないルートで」「買換えの時にスムーズにできる場所で」と見た目よりも金額やメンテナンスを意識したご希望が多かった記憶があります。
住宅をとても大切にされる方が多い為、美観を重視される方が多いとのことでした。
エアコン工事一つとっても、その地域ごとに特徴と考え方がありとても勉強になりました。
我々にとっての正解はお客様にメリットデメリットをしっかりと説明し、お客様のご納得頂ける工事をすることです。
これは、どのエリアで工事をしても変わりません。
雪国という馴れないエリアでの工事で戸惑うことも多いと思いますが、お客様にご納得頂ける工事をしていきたいと思います。
弊社は平成14年1月にエアコン工事会社として創業致しました。
社名の由来は、電気(Electricity)信頼(Trust)のELEとSTから
ELEST(エレスト)と名付けました。
職人不足が叫ばれる現代ですが、AIがどれだけ進化しようと、どんな時代になろうと
エアコン工事を始めとした電気工事は必ず必要な大切な仕事だと思います。
そんな日常に欠かせない大切な電気工事に関して、お客様や取引先様から信頼して頂ける企業になる為、今後も誠心誠意を込めて邁進して参ります。
弊社では協力して頂けるエアコン工事業者様を全国で随時募集しておりますので、
お気軽にお問い合わせ下さい。
TEL:052-799-9666
MAIL:info@elest.co.jp