エアコンのディーゼル爆発について
2024/02/13
エアコンのディーゼル爆発は、室外機のコンプレッサー内部で潤滑油が自然発火し、爆発する現象です。これは、エアコンの移設や廃棄作業におけるポンプダウン手順の不手際によって、大量の空気がコンプレッサー内に混入し、異常な高温高圧状態になることが原因で発生します。
原因
エアコンのディーゼル爆発は、以下の原因で発生します。
・ポンプダウン手順の不手際
エアコンの移設や廃棄を行う際には、室外機に残留した冷媒を回収するポンプダウン作業が必要です。しかし、この作業手順を誤ると、大量の空気がコンプレッサー内に混入してしまう可能性があります。
・配管の亀裂
室外機の配管に亀裂があると、そこから空気が混入してしまう可能性があります。
・弁の故障
室外機の弁が故障すると、空気が混入したり、冷媒が漏れたりしてしまう可能性があります。
症状
エアコンのディーゼル爆発は、以下の症状で予兆が現れることがあります。
・室外機から異音が聞こえる
コンプレッサー内部で異常な高温高圧状態になると、異音が聞こえることがあります。
・室外機から異臭がする
潤滑油が焦げる臭いが発生することがあります。
・室外機の振動が大きくなる
コンプレッサー内部で異常な状態が発生すると、振動が大きくなることがあります。
危険性
エアコンのディーゼル爆発は、以下の危険性を伴います。
爆発による破片の飛散
爆発によってコンプレッサーが破裂し、破片が飛散する可能性があります。
・火災
潤滑油が引火し、火災が発生する可能性があります。
・感電
爆発によって電気配線が破損し、感電する可能性があります。
予防策
エアコンのディーゼル爆発を防ぐためには、以下の予防策が必要です。
・ポンプダウン作業は、手順を誤ると危険なため、理解している作業員が行うこと。作業中は目を離さないこと。
・異常を感じたらすぐに使用を中止する
ポンプダウン中に室外機から異音や異臭、強い振動を感じたら、直ちに運転を停止すること。
関連情報
製品評価技術基盤機構 (NITE): https://www.nite.go.jp/: https://www.nite.go.jp/
日本冷凍空調工業会: https://www.jraia.or.jp/: https://www.jraia.or.jp/
その他
エアコンのディーゼル爆発は、非常に危険な現象です。上記の予防策を講じて、爆発を防ぐようにしてください。
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