エアコン vs. ヒーター どちらが温まるのか?徹底比較!
2025/03/05
冬になると、部屋を暖めるために「エアコン」と「ヒーター」のどちらを使うべきか迷うことがありますよね。どちらがより効率的に温まり、快適に過ごせるのか?それぞれの特性を比較しながら、どんなシーンに向いているのか解説していきます。
1. エアコンの暖房能力は?
エアコンは「ヒートポンプ」という仕組みを利用して外の空気の熱を室内に取り込むことで暖房を行います。そのため、消費電力に対して効率よく部屋を暖められるのが特徴です。
エアコンのメリット
✅ 省エネ性能が高い
電気を直接熱に変えるヒーターと比べて、同じ電力でより多くの熱を生み出せるため、電気代を抑えやすい。
✅ 部屋全体を均一に暖める
空気を循環させながら暖めるので、広い部屋でもまんべんなく暖かくなる。
✅ 乾燥しにくい(加湿すればさらに快適)
ガスヒーターや石油ファンヒーターのように燃焼による乾燥が発生しにくい。
✅ 安全性が高い
火を使わないので、一酸化炭素中毒のリスクがなく、換気の必要がない。
エアコンのデメリット
❌ 温まり始めるまでに時間がかかる
設定温度に達するまでの時間がヒーターよりも長い。
❌ 寒冷地では効率が落ちる
外気温が極端に低くなると(氷点下以下)、ヒートポンプの効率が落ち、十分に暖められないことがある。
2. ヒーターの暖房能力は?
ヒーターには電気ストーブ、石油ファンヒーター、ガスファンヒーターなどいくつか種類がありますが、基本的には「電気や燃料を直接熱に変えて暖める」仕組みです。そのため、暖まりやすさの点ではエアコンよりも即効性があります。
ヒーターのメリット
✅ 即暖性が高い
スイッチを入れた瞬間に暖かさを感じられるものが多い。
✅ スポット暖房に向いている
局所的に暖めることが得意なので、足元や特定のエリアだけを温めたい場合に最適。
✅ 寒冷地でも効果的
外気温の影響を受けにくく、氷点下でもしっかり暖められる。
ヒーターのデメリット
❌ ランニングコストが高い
電気ストーブやオイルヒーターは電力消費が大きく、長時間使うと電気代が高くなる。
石油・ガスファンヒーターは燃料代がかかるため、コスト面ではエアコンに劣る。
❌ 部屋全体を暖めるのが苦手
空間全体を暖めるには時間がかかり、広い部屋には向いていない。
❌ 乾燥しやすい
特にファンヒーター系は空気を暖める際に湿度を下げやすいので、加湿が必要になる。
❌ 換気が必要(燃焼系のヒーター)
石油・ガスファンヒーターを使う場合は、一酸化炭素が発生するため定期的な換気が必要。
3. 「どちらが温まりやすいか?」結論
シンプルに言うと、短時間で温まりたいならヒーター、長時間快適に過ごしたいならエアコンです。
即暖性(すぐに暖かくなる)→ ヒーターが勝ち
コスト(ランニングコストが安い)→ エアコンが勝ち
部屋全体の暖まりやすさ → エアコンが勝ち
寒冷地での強さ → ヒーターが勝ち
【補足】
エアコンは「設定温度になるまでの時間は遅いが、いったん暖まればコスパよく快適」
ヒーターは「すぐに暖まるが、広い部屋全体を温めるには時間とコストがかかる」
4. 効率的な使い方
実は「エアコン+ヒーターの併用」が最強の組み合わせ。
例えば、最初はヒーターで一気に暖めて、その後はエアコンで維持する方法が最も効率的です。
効果的な使い方の例
寒い朝や帰宅時 → 速暖性のあるヒーターで一気に温める
部屋が暖まったら → エアコンに切り替えて維持する
乾燥対策 → 加湿器を併用すると、どちらの暖房でも快適に
まとめ
「とにかくすぐに暖まりたいならヒーター」「長時間快適に暖かさをキープしたいならエアコン」が基本。
ただし、寒冷地ではエアコンだけでは不十分なこともあり、ヒーターとの併用が最も快適で効率的な暖房方法になります。
あなたの住んでいる地域や、使うシーンに応じて最適な暖房器具を選んでみてください!
弊社は平成14年1月にエアコン工事会社として創業致しました。
社名の由来は、電気(Electricity)信頼(Trust)のELEとSTからELEST(エレスト)と名付けました。
職人不足が叫ばれる現代ですが、AIがどれだけ進化しようと、どのような時代になろうとエアコン工事を始めとした電気工事は必要で重要な仕事だと思います。
目まぐるしい速さで変化していく社会情勢や経済情勢の中で、求められている物事を、様々な視点で捉えながら歩み続けております。
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