北海道のエアコン工事

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2023/04/16

まずは二段置き金具

本来の用途とは異なります

5月オープン予定のパン屋さんにエアコン工事を行いました。

機種は霧ヶ峰の5.6kwと2.8kwです。

何故二段置きが2つも?と疑問を持ちましたが、見ていくにつれて納得しました。

二段置き金具にはこのような使い方もあるのだと大変勉強になりました。

コンクリート板

今回は地面に砂利が敷いてあるので、軽く地面を固め、砂利の上にコンクリート板を置きます。

コンクリート板の前後左右と水平を取り、二段置き金具の幅に合わせて設置します。

コンクリート架台

設置したコンクリート板の上にコンクリート架台を設置します。

コンクリート架台は建物の基礎にくっつけ、板のセンターに設置します。

設置後は水平を確認します。

室内側からの貫通穴

一般的な住宅とはことなり、壁も20㎝はあります。

更に、壁内に隙間がほとんどなく、断熱材がびっしりと詰まっているのが北国の住宅の使用です。

因みに外壁はモルタルでした。

穴あけを終えると、写真に印がしてある黒い部分にほんの少し、隙間があります。

室外側からの貫通穴

この隙間を、グラスウールを突っ込んで埋めていきます。白い綿に見えるのがグラスウールです。

貫通スリーブを入れる前にあらゆる隙間を断熱材で埋めていきます。

スリーブの隙間も埋める

スリーブの淵も中も隙間を埋めます。

貫通穴とスリーブの隙間もパテやコーキングで埋めていきます。そして、スリーブと配管の隙間もグラスウール又は、発泡ウレタンで隙間を埋め断熱処理を施します。

寒いエリアですので、少しの隙間でも断熱処理を怠らずに行います。

スリーブもビスで必ず固定し、動かないようにしなければなりません。

パテも大め

サブタイトル

パテ埋めも分厚く行い、出来る限り外気が入る空間を少なくします。

普段我々が行っているエアコン工事に一手間も二手間も加えたのが、雪国のエアコン工事となります。

地域性を理解し、施工を行う必要があるので隙間を埋める理由や、気象条件をしっかりと理解し適切な部材で適切なエアコン工事を行わなければなりません。

設置完了

二段置き金具の使い方

始めに話した二段置き金具の使い方です。
本来は【狭い場所に室外機を置くための金具】なのですが、北海道では【室外機が雪に埋もれない為】に使用します。

下段は使用しません。
上段に室外機を設置し、かさ上げします。

この他には、高基礎の住宅であれば基礎の上部に壁面金具を取り付けます。

基本的にプラブロックで地面に置くという一般的な施工方法は存在しません。

発泡ウレタン

2,000円くらい

現地のエアコン工事業者様に見せて頂きました。

この量で大体20台程のエアコンを取り付けることが出来るそうです。

太平洋側とは工程が異なる部分が多いのでその分工事の基本料金が本州より高額になっております。

標準工事だけを見ても、本州とくらべると1.3~1.5倍くらいは必要となっていますので、7台8台取り付けられる!
という方でも、北海道エリアでは台数を多くこなすことは非常に難しくなっています。


弊社は平成14年1月にエアコン工事会社として創業致しました。

社名の由来は、電気(Electricity)信頼(Trust)のELEとSTからELEST(エレスト)と名付けました。

職人不足が叫ばれる現代ですが、AIがどれだけ進化しようと、どのような時代になろうとエアコン工事を始めとした電気工事は必要で重要な仕事だと思います。

目まぐるしい速さで変化していく社会情勢や経済情勢の中で、求められている物事を、様々な視点で捉えながら歩み続けております。

事業活動と持続可能な開発目標達成への取り組みを通して、お取引先様や協力業者様にとって『なくてはならない企業』になる為、共存共栄の精神で邁進して参ります。

弊社ではエアコン工事業者様を全国で随時募集しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

TEL:052-799-9666

MAIL:info@elest.co.jp

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